春緑のじゅうたんに注ぐやわらかな光 シロツメクサの花かんむりを編む 彼女のトナリ ペダルを漕ぐ この足も ほら こんなに軽い この丘の向こうに ねぇ 何が見える? 僕達の未来は どんなかな・・・ すべてはこの背中を押す 春色の風が知っている 真っ白な空の下 ふわりと舞い降りた たんぽぽの綿毛を髪飾りに 優しい瞳の 彼女のトナリ 花いちもんめ 桜ひらひら 校庭で 心はらはら 花いちもんめ 今も変わらぬ 旧舎の面影 長い長い あの桜並木は 置き去りのバスケットゴールと共に 人生と年輪と 同じだけ歩んできたんだ 明日を待たずに散らないで どうか 桜舞う校庭で歌った あの唄が いつまでも 心に 響きますように |